洗顔せっけんと石ケン素地について

洗顔せっけんの全成分には石ケン素地やカリ石鹸と記載されている場合があります。
この「石ケン素地」や「カリ石鹸」とは一体何なのでしょうか。

まず石けんとは油に含まれている脂肪酸と水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムを反応させるとできる生成物です。
そして、石ケン素地とは脂肪酸と水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウムを混ぜて化学反応させたもののことを呼びます。
カリ石鹸とはこの中の脂肪酸と水酸化カリウムを混ぜて反応させた場合のものを呼びます。

基本的に石鹸とはこの2種類の方法で作られたものを石鹸と呼びます。

また、成分名で例えば、「ヤシ油脂肪酸ナトリウム」と記載されていた場合は、
ヤシ油を精製して得られた脂肪酸に水酸化ナトリウムを混ぜ合わせて反応させてできた成分ということです。

石けん素地と書かれている場合もあれば、「脂肪酸名」+「Na(ナトリウム)」もしくは「K(カリウム)」で表示されていることもあります。脂肪酸名の例としては、「オレイン酸」「ラウリン酸」「ヤシ脂肪酸」「ミリスチン酸」「パルミチン酸」等があります。
そして、ラウリン酸、ミリスチン酸、水酸化Naのように原料脂肪酸名と水酸化Na又は水酸化Kと書かれていることもあります。